Technical Reports on Information and
Computer Science from Kochi
Vol. 5 (2013), No. 3
並列化アルゴリズムによる論理シミュレーションの高速化手法の提案
Proposal of Acceleration Method for Logic Simulation based on Parallel Algorithm
竹内勇矢1, トウブンチク2, 村岡道明1
1. 高知大学 理学部(情報科学コース)
2. 高知大学大学院 理学専攻(情報科学分野)
要旨

ソフトウェアの実行時間を考慮したアルゴリズムの並列化手法を用いて、論理シミュレーションアルゴリズムに適用し、高速化を目指した。しかしながら、単純な並列手法を用いてもハードウエアとして並列度の低い回路の高速化率は向上しないため、この問題を解決するための新たな並列手法を提案した。提案した手法を用いて論理シミュレーションアルゴリズムを並列化した結果、並列度の低い回路でも高速化率が向上できる見通しを得た。

(2013年3月13日 受付)

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