授業収録録画や音声を用いて復習する際、何も指標がないと復習したい箇所の情報を探すことは容易ではない。この問題に対し、情報へのアクセス性を改善する手法として、講義時に学生自身が、復習したい箇所を、時間を指標として記録するシステムが先行研究により提案されている。これによって、復習の際に、記録した箇所を容易に振り返ることが可能となる。本研究では、一般的な復習の場では教科書やノート、配布プリントなどの紙媒体資料が使われていることに着目し、前述のシステムに紙媒体資料との連携機能を追加したシステムを試作し、その評価を行った。
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