Technical Reports on Information and
Computer Science from Kochi
Vol. 6 (2014), No. 07
目標と継続方法を共有する習慣化支援サイトの開発
堀 悟大 (Godai HORI), 三好 康夫 (Yasuo MIYOSHI)
高知大学理学部応用理学科情報科学コース
要旨

行動の継続を支援する習慣化支援の重要性は近年注目されており,WebやSNSを活用した習慣化支援サイトが既にいくつか公開されている.これらは既に目標を見つけて行動しているユーザを対象としていることがほとんどであるが,本研究では目標が見つけられないユーザを対象とした習慣化支援を行うため,目標と継続方法を共有する習慣化支援サイトの開発を行った.目標と継続方法の共有の際に考慮している特徴的な点としては,(1)成功談と失敗談の両方を蓄積する,(2)達成目標・継続目標・工夫に区分する,(3)定期的に評価情報を登録させる,の3点が挙げられる.

(2014年3月24日 受付)

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