Technical Reports on Information and
Computer Science from Kochi
Vol. 8 (2016), No. 8
自己組織化マップによる解析結果を用いた病態の可視化
および類似検索システムの構築
Visualization of Clinical Condition and Development of
A Similarity Search System Based on Self-Organizing Map Analysis
筒井 真璃菜1,
片岡 浩巳2,
畠山 豊2,
村岡 道明1,
奥原 義保2
1. 高知大学理学部(情報科学コース)
2. 高知大学医学部附属医学情報センター
要旨
本研究では、慢性腎臓病に関係する合併症パターンを自己組織化マップを用いて解析し、解析結果の可視化及び解析結果を用いた類似検索システムの構築を行う。慢性腎臓病と確定診断された患者群と慢性腎臓病の基準を満たす患者群を対象として、それぞれ自己組織化マップによる解析と解析結果の可視化を行った。さらに、解析結果をデータソースとする類似検索システムを構築することにより、慢性腎臓病患者の振り分けが容易となった。
(2016年3月18日 受付)
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