Technical Reports on Information and
Computer Science from Kochi
Vol. 8 (2016), No. 13
習慣化システムの利用率向上を目的として
ゲーミフィケーションを取り入れたアプリケーション設計
甲斐 悟 (Satoshi KAI), 三好 康夫 (Yasuo MIYOSHI)
高知大学理学部応用理学科情報科学コース
要旨

本研究は、スマートフォンアプリでユーザに密接な状態で習慣化支援を行うことを目的とする。従来の習慣化支援システムではユーザ自身にシステム利用そのものの習慣がなく、習慣化支援の効果を与えることが難しかった。そこで今回ゲーミフィケーションというものに注目し、まずはアプリの利用率を高め、習慣化に必要とされる自己の振り返り機能を充実させることで、よりよい習慣化への効果が期待できるのではないかと考えアプリの設計を行った。

(2016年3月26日 受付)

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