Technical Reports on Information and
Computer Science from Kochi
Vol. 9 (2017), No. 3
GPUを用いたFDTD法計算高速化
─ 二次元FDTD法の実装と評価 ─
中村 哲也, 髙田直樹
高知大学理学部応用理学科情報科学コース
要旨

近年,GPU (Graphics Processing Unit) の演算性能は著しく向上しており,計算高速化の研究は盛んに行われている.しかし,CPUと比較することが多く,CPUのプログラムが最適化されていないと正確な性能評価は難しい. 本研究では,メモリアクセスがボトルネックとなる電磁界シミュレーション手法(FDTD 法)を取り扱う.提案するパフォーマンスチューニングにより計算高速化を実現することを目的とする. 性能評価に,メモリアクセスを考慮したFDTD 法の最大理論性能に対する実行効率を用いた. その結果,提案手法によりGPU がもつ性能を十分に引き出すことが可能であることが示された.

(2017年3月22日 受付)

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